その１

今日は水のお話をしましょう。

最近は水が大切だというお話しはどこでも聞けるようになってきましたよね。
水道の水がまずいからミネラルウオーターもあたりまえで売っていますね。
水の売り上げって、ひとつの大きな産業になっているらしいですもんね。

でもなんで水なんでしょう？

「水って大事ですからしっかり摂ってあげてくださいね」と、よく説明すると
よく返ってくる質問は「水分補給はよくしてるんですけれども・・・」
という言葉です。

水分補給というのは、水も含みますが
その方たちが水分という場合には
お茶（各種）、コーヒー、ジュース、牛乳などをさしている場合がとても多いです。
ひどい人になると「ビールでたくさん取ってます」なんて人もいます。
（フ～～～。。。。。。。）

それらを飲んじゃいけないといっているわけではないのですが
基本は水だよということだけは忘れないで欲しいのです。

水がしっかり飲めていて
その上で栄養としてとか嗜好品としてとるのであれば
それは身体に、気分のリフレッシュにという意味では健康的なんじゃないでしょう
か。

お茶をはじめ、そういったものにはそれぞれに
必要な栄養素があったり有効成分も含まれているでしょう。

ですからある種、食品と考えたほうがいいのです。
口に入った瞬間に、舌はもう食品として判断しちゃいます。

コーヒー、ジュース、牛乳などは・・・う～ん。
品にもよりますが、まぁあんまり飲まないほうがいいんでしょうけれどもね。
話がそれちゃうので今回は置いといて。。。

人の手のかかっていない天然物の（笑）野生動物は水しか飲みませんよね。
マグカップもってほかのもの飲んでたら怖いぞっちゅうの！
野生から見たら水が一番ナチュラルなんだなというのはわかりますよね。

一般的に身体の中の約70％くらいが水分だといわれていますよね。子供だともっと高
い割合。
老人になると枯れるようにもっと少なくなってしまう。
だから身体の活性が落ちる。
歳とっても若々しい人はやっぱり枯れた感じがしませんよね。

身体のエネルギーの流れが悪い人に限って
（ボクはキネシオロジストなので）からだの潤いを筋反射でチェックすると
「水が不足してますよ～！」っていう反応がしっかり出ます。

で、「水を飲みましょう」といって飲んでもらうんですが
「水って苦手なんですよね～」っていう方、もうメッチャ多いです。

水をほとんど飲むという習慣がないって今の僕には考えられないんですが
そういう方たちってかなりいるんです。

身体は本来常に新鮮な水を補給して欲しいと思っているはずなのに
その身体の感覚が麻痺しちゃっているんですね。
・・・いやはや、恐ろしいことです。

普段飲まないと、身体ってそれに順応しちゃうんでしょうか？
新鮮な水が身体に入らないならそれなりに
身体の中であるもので廻すようになっちゃうんでしょうかね？

・・・なんていいながら、実は僕も何年か前までは

マクロビオティックをやっている中で
「水というのは身体を冷やすから極力摂るものではない。
水分というのは食事時の味噌汁とお茶、食物の中に含まれている水分で
きっちりと和食を食べていたら自然と身体に入ってくるものなんだから
無理にそれ以上取る必要はないんだよ。」

というように聞いて信じて実行していました。

確かに身体はスリムになっていったし、身体の調子も体質もずいぶん変わった。
でも、今まで良かった便通が便秘気味になりやすくなっていたんです。

「何でだろう？」
ずっと自分の中で何かマクロビオティックの理論から見て
至らないものがあるんだろうなと思っていましたが
キネシオロジーの世界を知って
その中では水というのは超基本としてしっかり摂らないといけないものだということ
を知りました。

そして、しっかり水を摂るようにしたんです。
だって、身体がしっかり教えてくれるんですからね。

自分の身体の声を聴くことが出来るようになったということについても
キネシオロジーに会うことができたおかげだなと本当に感謝しています。

・・・そして、水をしっかりと摂るようになったら
いままでの便通が、以前のようにしっかりと規則正しく出るように戻ったんです。
いや、戻ったというよりは前よりよくなったんです。

人間って、自分の身体を使って体験したことでしか
理解できないことってあるんだなぁと実感しますよね（笑）